Momo
桃田ひとみ
文筆家、小説、ノンフィクション
文筆家。普通のおばさん。60歳を過ぎました。
そして、
おひとりさま。シングルマザー。シングルシニア。
このあたりが、今の私を表現するものです。
数奇な半生をもとに、ノンフィクション、フィクション、いろいろ書いています。
ライフワークは、ハンドメイド、ソーイング、写経。
✤✤✤
「私がいた時間・昭和に生きた人たち」へ、追憶と鎮魂の祈り……。そして、時に感謝を込めて執筆をつづけています。特異な家庭で生まれ育ちました。その経験は、苦しみ、哀しみ、ぬくもりが入り混じり、心は常に、まるで、墨が水に渦を巻くような景色の中に立ち、花火を見てような年月だったかもしれません。もう、蜃気楼の遥か彼方に見える茜色の想い出です。
私は、自分が育った世界を美化するつもりはありません。擁護するつもりもありません。
ただ、私が見聞きし、実際に経験してきたこと、私が生きた時間と空間の出来事、そして、その様々な出来事の中で成長してきた私の、その時々の想い、心の回想を綴っています。
そんな半世紀前の思い出を9割ノンフィクションという形の小説にしました。ストーリーは、両親や祖父母、叔父叔母たちに聴いた大正時代のエピソードから始まります。最初に執筆した時点から、もう10年以上の年月が経ちました。このブログを開設した時点に至っては、もはや私の中では、その時代をそこで生きてきたのかさえ感じ取れないほど、遠い記憶です。異次元、あるいは、前世の記憶、夢の中の出来事……。陽炎のように数々の場面が揺れています。風化しないうちに、鮮烈な花火たちの中で生きた時代を書き残してから逝きたいと考えました。
もう皆、他界してしまいました。そのご家族については行方も知りません。30年以上前より、すべての方々とは、会うこともありません。
昭和80年前後生まれより若い方たちには、もしかしたら想像ができないかもしれない世界です。
podcastでは、R50と、よく私は口にしています。50歳前後から上の世代じゃないと、その空気感や世相、現代との違いは記憶にないだろうし、ほんの少しも理解できないのではないかと思っています。どうしても現代の価値観や常識、世相がベースになりますから……。それは、仕方がないことです。
podcastでは
昭和を知っている人なら懐かしいかもしれないことも多々、お話しています。
時代の情景や、音楽、映画などの思い出ととともに、とりとめもなく語っていきます。
お嫌いな方は、どうぞ黙って、そのままスルーしてください。
あくまで、「ある人々の、昭和を生きた物語」だと思ってくださると幸いです。
もう、私の人生の灯も長くはありません。
その前に書き留めたかった、風化していく記憶の断片を集めたストーリーです。
活動内容
- 現在、書き溜めている執筆物を電子書籍出版するために準備中。
- 月に1~2回のペースでpodcastを更新しています。
- podcast更新時に、Youtubeにも録音をUPしていますが、今のところ、ブログからしか見られないようになっています。